住居


住居は大きなタワー内に一体一体のクローンナンバーに対応する部屋がある。
幼い頃は面倒見のいいクローンにお世話をして貰ったことだろう。
部屋ごとにユニットバスがついている。
内装は好きに変えていいが、クローンが死ぬと同じナンバーの新しいクローンが入居するまでに部屋をリセットされる。
優秀なクローンなら給料を使って新しく部屋を借りることも可能。

生活


食料配給所からは選択した味のドリンクやカロリーバーが出る。一番人気はチーズケーキ味。
いわゆるディストピア飯であるが、物好きなクローンにより何かしらの料理が出されていることもある。
近くに洗濯室もあり、クローンナンバーのタグを付けて回収箱に衣類を入れておけば自動で洗濯し、翌日には部屋に運ばれる。

周辺施設


交通機関は基本電動バスだ。ほとんど事故は起きない。たまに幼体クローン達が行った落書きがある。

娯楽施設はスポーツ・ゲーム・などの施設がある。
賭場や居酒屋の類もないが一応飲用アルコールが配給所で飲める。度数は選択可能。

文化施設は芸術・音楽施設がある。
映画館では自分と同じ顔が出てきたり、たまたま聞いた音楽が自分と同じ声の熱唱であったりで気まずい思いをする者がいる。

図書館では戦争に関する歴史は全て消去されており、この生活を受け入れてもらう為に、かつての人間の暮らしを描いた作品達はファンタジー作品として扱われている。


ヨーロッパにある人口1千万人の街。
国という概念が存在しないが、かつてそこにあった国の名前は地区の名称としてそのまま使われている。
言語は統一されている為、学習の必要は無いが物好きなクローンの為に図書館には教科書が沢山ある。